日神不動産(株)は12日、2016年3月期決算を発表した。
当期(15年4月1日~16年3月31日)は連結売上高725億7,600万円(前期比14.8%増)、営業利益51億9,000万円(同37.1%増)、経常利益49億3,600万円(同33.4%増)、当期純利益38億6,500万円(同34.8%増)。売上高は3年連続過去最高を更新した。
主力の分譲マンション販売では、販売戸数が562戸(同69戸減)と前期をやや下回ったものの、販売費や一般管理費を抑え、不動産販売を加えた不動産事業全体の売上高は273億5,600万円(同18.8%増)、セグメント利益は12億300万円(同33.9%増)と伸長した。
期中の契約高は665戸(同51戸増)・211億3,900万円(同15.4%増)となった。期末の分譲マンション完成在庫は328戸(同102戸増)。
建設事業については、旺盛な建設需要の下支えや、受注単価の引き上げにも成功したことで売上高379億6,000万円(同10.3%増)、セグメント利益30億200万円(同56.2%増)と大幅な増益を達成した。
なお次期は、連結売上高800億円、営業利益41億円、経常利益40億円、当期純利益30億円を見込む。