すてきナイスグループ(株)は13日、2016年3月期決算を発表した。
当期(15年4月1日~16年3月31日)は、連結売上高2,386億100万円(前期比1.2%増)、営業利益16億2,800万円(同60.8%増)、経常利益11億3,800万円(同129.5%増)、当期純利益5億5,700万円(同14.3%増)。
主力の住宅資材事業では、優れた省エネ性能を有する住宅資材やゼロエネルギー住宅仕様の提案や中大規模木造建築物の取り組み拡大を行なったものの、売上高は1,678億5,800万円(同2.9%減)にとどまった。しかし、収益性の改善などにより営業利益は26億8,300万円(同22.4%増)となった。
不動産事業は、戸建てでは、企画型注文住宅の供給促進や「スマートウェルネス住宅」の普及を進めた結果、契約戸数730戸(同49.0%増)、売上計上戸数は733戸(同60.0%増)、売上高257億5,500万円(同52.7%増)。マンションでは、横浜市、川崎市および仙台市等に販売地域を集中させ、売上計上戸数434戸(同21.9%減)、売上高196億6,900万円(同13.3%減)に。その結果、事業全体の売上高617億2,000万円(同13.2%増)、営業利益1億1,200万円(同240.7%増)となった。
次期は、連結売上高2,450億円、営業利益20億円、経常利益16億円、当期純利益8億円を見込む。