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首都圏を中心に新規加盟店の増加目指す/センチュリー21・ジャパン

 (株)センチュリー21・ジャパンは13日、2016年3月期第2四半期決算説明会を開催した。

 当期(15年4月1日~16年3月31日)は、営業収益38億4,200万円(前期比7.6%増)、営業利益11億9,700万円(同9.0%増)、経常利益12億6,400万円(同8.7%増)、当期純利益8億5,100万円(同16.5%増)と、増収増益。サービスフィー収入の実績が29億9,000万円(同7.9%増)となったこと等が寄与した。
 店舗数は900店舗(同19店舗増)と増加したものの、首都圏での伸びは横ばいであった。

 決算説明会において、同社代表取締役社長の猪熊茂男氏は今後の方針を発表。首都圏の新規加盟店増加に向けて、重点地域を絞り込むとともに、業界未経験企業の立ち上げ支援などを進めていくとした。その他、店舗の質の向上に取り組み、特に低迷している加盟店の底上げに注力していくとも明言。また、不動産業界の活況が継続するという見込みのもと「加盟店の新卒社員の採用や人材育成等をサポートしていく」と話した。
 
 今後については、引き続き17年度中の1,000店舗達成を目指していくとし、次期(16年4月1日~19年3月31日)の業績予想として、営業収益40億6,100万円(前期比5.7%増)、営業利益11億9,900万円(同0.2%増)、経常利益12億6,700万円(同0.3%増)、当期純利益8億5,200万円(同0.1%増)を見込んでいる。


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