(株)サンケイビルは16日、2016年3月期決算を発表した。
当期(15年4月1日~16年3月31日)は、連結売上高833億5,000万円(前期比41.6%増)、営業利益92億9,400万円(同36.7%増)、経常利益77億1,300万円(同35.7%増)、当期純利益46億2,900万円(同49.7%増)の増収増益達成。売上高は過去最高を記録した。
主力のビル事業は、東京サンケイビルは増収も、大阪ブリーゼタワーの賃料減額改定等により、売上高139億3,800万円(同0.6%減)と減収に。営業利益は、減価償却費等の営業費用が減少したため、23億2,300万円(同2.9%増)の増益に。
住宅事業は、賃貸マンションの売却が1棟(同3棟減)にとどまったこと、分譲マンションの販売戸数が減少したこともあり、売上高224億4,200万円(同12.5%減)、営業利益20億3,100万円(同33.3%減)の減収減益。
一方ホテルリゾート事業では、(株)グランビスタ ホテル&リゾートの連結子会社化により、売上高285億6,300万円、営業利益19億3,900万円と、大きく寄与した。