ケネディクス(株)はこのほど、2016年12月期第1四半期決算を発表した。
当期(16年1月~3月31日)は、連結営業収益56億1,000万円(前年同期比32.5%減)、営業利益21億7,700万円(同48.4%減)、経常利益21億4,700万円(同43.8%減)、当期純利益25億2,200万円(同60.0%減)。
ヘルスケア関連施設やオフィス、商業施設への新規投資を積極的に推進。アセットマネジメント業務を受託することなどで受託資産を拡充し、受託資産総額は1兆6,613億円(同1.0%増)の純増を達成した。アセットマネジメント業においては受託資産が拡大したことに伴い運用報酬であるアセットマネジメントフィーが増加したものの、取得報酬であるアクイジションフィーが減少したことから、営業収益25億8,900万円(同28.9%減)、営業利益18億2,200万円(同37.4%減)にとどまった。
不動産投資事業においては、営業買付金からの受取利息収入が増加した一方、前期に計上されていた棚卸資産売却収入が剥落したこと、連結対象不動産売却に伴い賃料収入が減少したことなどが影響し営業収益18億1,400万円(同52.9%減)、営業利益7億5,200万円(同58.2%減)となった。
通期では営業収益226億円、営業利益93億円、経常利益101億円、当期純利益100億円を見込む。