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首都圏分譲マンションの平均賃料、前月比3.0%プラスで連続上昇/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは19日、2016年4月の三大都市圏の分譲マンション賃料月別推移を発表した。

 同月の首都圏分譲マンションの1平方メートル当たりの平均賃料は2,666円(前月比3.0%上昇)と連続での上昇となった。賃料水準が高い東京都での事例シェアが4ヵ月ぶりに6割超となったことが要因で、15年10月に記録した直近1年間での最高値に迫った。

 一方、都県別では、東京都3,156円(同1.9%下落)をはじめ、神奈川県2,064円(同0.8%下落)、埼玉県1,612円(同0.5%下落)といずれも弱含み。唯一、千葉県で平均築年数が23.8年から22.7年と1年以上若返ったことにより、1,562円(同0.8%上昇)と上昇した。

 また、近畿圏の平均賃料は、大阪エリアでの強含みが圏域平均を押し上げる形で、1,821円(同1.3%上昇)と、2ヵ月ぶりに1,800円台を回復。中部圏でも1,603円(同1.9%上昇)と10ヵ月ぶりに1,600円台を回復した。


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