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新会長に三好 修氏が就任/ちんたい協会が総会

ちんたい協会の新会長に就任した三好 修氏

 (公社)全国賃貸住宅経営者協会連合会(ちんたい協会)は25日、憲政記念館(東京都千代田区)で総会を開催。各種報告、審議事項などを議決・承認した。

 総会では、新会長として三好 修氏((株)三好不動産代表取締役社長)を選出。同氏は、「熊本地震の被災者支援、民泊、空き家対策など、課題が山積する中での会長就任に、身が引き締まる思い。われわれの活動内容をオーナーにより深く理解してもらうことで、会員の増強に努めていきたい」などと抱負を述べた。

 なお、2016年度は、(1)安心ちんたい検索サイトの質的および量的な拡充、(2)同サイトと大手賃貸情報サイト等のデータ連携および行政情報等の共有化、(3)全国の居住支援協議会との連携、を各公益委員会の活動計画の柱とする。

 その後、同記念館にて「ちんたい政連・自民党全管協賃貸支部連合会と語る夕べ(懇親会)」を開催した。同会の政治連盟である全国賃貸住宅経営者政治連盟、全国賃貸管理ビジネス協会、自由民主党全管協会ちんたい支部連合会の3者は、出席した国会議員に向け「民泊に関する要望書」を提出。民泊を効果的・効率的な制度として一気に普及させるためには、必要最低限度の規制と簡素な運営の仕組みが不可欠であるとし、(1)1泊以上とする、(2)宿泊日数制限を設けない、(3)宿泊所の登録対象者は「宅建業、旅館業、旅行業」の登録者とする、(4)条例での制限を行なわない、などの要望を伝えた。


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