（一社）・NPO法人IREM JAPANは26日、「ヒルトンホテル東京 お台場」（東京都港区）にて通常総会を開催。2015年度事業報告および16年度事業計画、理事・監事選任案などを審議、可決。16年度会長には、右手康登氏（新都市総合管理（株）代表取締役）を再任した。
IREM JAPANは、15年10月9日に一般社団法人を設立し、16年4月よりNPO法人の業務（公益事業を除く）を移管して活動を開始している。
16年度事業計画では、CPMホルダー1,000人体制の実現に向け、（1）CPM公式セミナー4コース、CCIM公式セミナー1コースを開催、（2）CPMの優位性確保のための活動、（3）倫理懲戒ボード設立・運営、（4）継続教育制度の確立、（5）インストラクターの養成などの活動を行なっていく。
なお、一般社団法人では、CMP公式セミナーやCCIM公式セミナー、事務局運営を実施。NPO法人では、インデックス調査結果の報告による社会貢献活動を充実させる。
右手会長は、「CPMホルダーには、『より高い倫理観で業務を行ない、不動産投資に関する知識、プレゼンテーション能力を研さんする』というミッションがある。われわれCPMホルダーは日本全国に存在し、不動産投資家の成功をサポートしていくことを目指す」など、今後のビジョンについて話した。
（一社）CCIM JAPANの活動については、「15年は2つの公式セミナーで日本人講師（ファシリテーター）が授業を行なった。本年度はさらなる日本人講師の養成を推進していく」（同会会長・河野守邦氏）とした。