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新会長に前副会長の加藤龍雄氏が就任/福岡宅協

「膝と膝を交えながら会員の皆様の声を聞き、また我々の相談にものって頂きながら船出をさせて頂きたい」と抱負を述べた、加藤新会長

 (公社)福岡県宅地建物取引業協会は30日、ホテルオークラ福岡(福岡市博多区)で、平成28年度定時報告会懇親会を開いた。総会では、改選期に伴う新役員が決まり、新会長には前副会長兼専務理事の加藤龍雄氏が就任した。

 懇親会には、福岡県知事の小川 洋氏、衆議院議員の鬼木 誠氏、参議院議員の大家敏志氏などの来賓含め約400名参加した。

 冒頭挨拶に立った加藤新会長は「新たに会長となるにあたり、仕事のしやすい環境づくりを掲げた。膝と膝を交えながら会員の皆さまの声を聞き、またわれわれの相談にものっていただきながら船出をさせていただきたい。不動産業界も日々難しい問題が多々出てきているが、皆さまと手を取り合いながら、良い仕事をし、良い環境を作っていきたい」と抱負を述べた。

 また、来賓を代表して挨拶した小川知事は「先日の熊本地震では、大きな被害が出ている。協会の皆さまには、いち早く、“敷金礼金仲介手数料なし・即入居可能”物件をサイトで特集を組んでいただき、大変ありがたい限り。すでに700名を超える被災者の方々が福岡に転居されていると聞いている。あらためて敬意を表し、感謝の言葉を申し上げる」と語った。


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