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中古マンション価格天気図、全国的に価格下落傾向/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは31日、4月度の「中古マンション価格天気図」を発表した。47都道府県のファミリータイプ中古マンションの流通事例価格を70平方メートルに換算して集計、その価格変動を天気マークで表したもの。価格が上昇傾向にある場合は「晴」、下落傾向の場合は「雨」と表記する。

 同月の「晴」は13地域(前月14地域)に減少。「雨」は3地域(同1地域)、「小雨」は10地域(同9地域)、「曇」は10地域(同9地域)、「薄日」は11地域(同14地域)となった。前月「薄日」の14地域のうち、「晴」に改善したのは三重県、島根県、佐賀県、沖縄県の4地域。5地域は「薄日」と変化なく、福島県、香川県など5地域が「曇」に悪化した。

 全国で天候が改善したのは8地域(同10地域)、横ばいは21地域(同28地域)といずれも減少。悪化は18地域(同9地域)と急増した。47都道府県の価格減少県数は24地域(同20地域)に増加しており、価格下落傾向が天気の悪化として表れ始めている。

 天気図については、同社公表資料参照。


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