サーラ住宅(株)は2日、2016年10月期第2四半期決算を発表した。
当期(15年11月1日~16年4月30日)の連結売上高は150億2,500万円(前年同期比8.8%増)、営業利益は2億1,800万円(同236.9%増)、経常利益は2億4,000万円(同189.8%増)、当期純利益は1億2,200万円(同361.4%増)となった。
住宅事業においては、コア技術である「外断熱・二重通気工法」を柱とした顧客層の拡大に注力。具体的には全館調湿換気システム搭載の「Best-air」の拡販を図るとともに、主に若年層をターゲットとした新商品「Realie」を発売。また、分譲面では、長期優良住宅認定を受けた高水準な基本性能に加え、長期保証・定期点検によるサポートを兼ね備えた分譲住宅の販売に努めた。
その他、住宅部材資材加工・販売事業においても躯体販売を中心とした未販売商材・サービスの提案強化や新規顧客開拓による販売先の拡大など、販売強化に努めるなどした結果、大幅な増益を達成した。
通期は売上高305億円、営業利益7億3,000万円、経常利益7億5,000万円、当期純利益4億2,000万円を見込んでいる。