不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

賃貸住宅管理業者登録制度、登録規程等改正についてパブコメ/国交省

 国土交通省は3日、「賃貸住宅管理業者登録規程」および「賃貸住宅管理業務処理準則」の改正案について、パブリックコメントを開始した。

 2015年10月、「賃貸住宅管理業者登録制度の普及促進に係る検討委員会」を設置し、制度のさらなる普及促進を図るべく、制度の課題整理、改善策の検討を推進、16年4月1日にとりまとめを行なった。これを踏まえ、「賃貸住宅管理業者登録規程」および「賃貸住宅管理業務処理準則」の改正を検討しており、広く意見を受け付ける。

 改正案のポイントは、(1)賃貸住宅の媒介時の重要事項説明項目に「管理業者の登録有無」を新設、(2)貸し主への重要事項説明等は賃貸不動産経営管理士、もしくは管理の実務経験が6年以上の従事者による対応を義務化、(3)経過措置は2018年8月末まで、など。

 意見募集期間は、7月4日(月)18時15分まで(必着)。詳細は、電子政府の総合窓口「e-Gov」のパブリックコメント(意見募集中案件一覧)を参照。

 なお、とりまとめのニュースはこちら。


最新刊のお知らせ

2025年5月号

「事故物件」、流通の課題は? ご購読はこちら