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売上高前年比7%増、利益が大幅に改善/アキュラホーム16年2月期決算

 (株)アキュラホームは6日、2016年2月期決算を発表した。

 当期(15年3月1日~16年2月29日)は、売上高373億8,900万円(前期比7.0%増)、営業利益8億7,900万円(同486.6%増)、経常利益11億3,400万円(同38.0%増)、当期純利益4億7,700万円(同78.7%増)となった。

 2015年度は新たな成長を目指すべく「10年ビジョン」を策定、その第1段階である「中期3ヵ年計画」を発表し、初年度である当期の売上高は前年比7%増を計上し、営業利益は約5倍となるV字回復を果たした。

 主力の住宅建築事業では、独自の商品、ブランド戦略に注力した。14年7月に発表した10kW超太陽光発電システム搭載の「太陽が稼ぐ家」の受注が好調。さらに新ブランド「AQレジデンス」で高価格帯住宅市場に参入し、グッドデザイン賞2部門受賞するなどブランドイメージも向上した。また、原価・固定費の改善に努めたことなどから、1棟単価もアップした。
 これらの結果、受注棟数は1,565棟(同7.2%増)、完工棟数は1,390棟(同0.2%増)となり、セグメント売上高は367億4,000万円(同7.4%増)となった。

 17年2月期については、完工1,900棟、売上高500億円を見込む。


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