森ビル(株)は6日、「虎ノ門ヒルズ」(東京都港区)に導入した超高効率熱源・空調システムの取り組みが、2016年度「デマンドサイドマネジメント表彰」(主催:(一財)ヒートポンプ・蓄熱センター)の最上位賞「経済産業省資源エネルギー庁長官賞」を受賞したと発表した。
同表彰制度は、電力負荷平準化システムの普及および社会啓蒙を目的に、電力負荷平準化効果に優れた取り組みを表彰する制度。
今回受賞した取り組みの「虎ノ門ヒルズ 中温冷水システムと熱源最適運転計画の構築」は、(1)電力負荷平準化効果が高いこと、(2)省エネルギー性に優れていること、(3)ZEB(ゼブ:ゼロ・エネルギー・ビル)を実現する技術の一つとして普及が期待できることが評価された。