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「老朽化マンションのネガティブイメージ」払拭する活動展開/MKS協会

「“ヴィンテージマンションプロジェクト推進協議会”については、5年度をめどに一定の成果を出したい」と語る板倉会長

 (一社)マンション計画修繕施工協会(MKS)は9日、大手町サンケイプラザ(東京都千代田区)で第8回定時総会を開催し、2016年度事業計画、収支予算、役員の改選などを承認した。

 今年度はNPO法人全国マンション管理組合連合会や(一社)マンション管理業協会などの関係団体11者と発足する「ヴィンテージマンションプロジェクト推進協議会」の立ち上げに伴い、中古マンションや老朽マンションといわれるネガティブイメージを払拭するような活動を実施。住生活環境の向上のほか、資産価値や評価の向上を伴うマンション改修工事のあり方を研究開発していく。

 総会で挨拶した坂倉 徹会長は「昨年はマンションの杭データ偽装問題が発生したことで、建設業界に対する不信感が募る結果となった。今後はより一層のコンプライアンス体制を整備していく必要がある。社会保険の未加入対策についても力を入れていく」等と話った。


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