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横浜市と相鉄HD、いずみ野線沿線における郊外住宅地のまちづくり加速

 横浜市、相鉄ホールディングス(株)は、新たに横浜国立大学、フェリス女学院大学と連携し、相鉄いずみ野線沿線における「次代のまちづくり」の推進を加速する。

 1日には「四者連携覚書」を締結。沿線の郊外住宅地を中心とした地域住民の高齢化、若年層の流出、住宅や各種施設の老朽化等の課題解決に向けて、(1)地域資源の活用等を通じたまちの魅力づくり、(2)子育て世代・高齢者等への支援、(3)環境・エネルギー等に配慮したまちづくり、(4)地域コミュニティの発展などに取り組む。

 横浜市は、2013年度から「持続可能な住宅地モデルプロジェクト」を推進。市内4ヵ所のモデル地区で、民間事業者(鉄道事業者、開発事業者)や大学等幅広い主体と連携し、住民が住み慣れた地域で暮らし続けられるように、生活圏の拠点となる駅周辺等に生活支援施設を集積し、郊外住宅地の住環境を維持しながら拠点駅との交通を確保するなど、コンパクトな住宅地の形成を進めている。
 「相鉄いずみ野線沿線地域」は、同モデル地区の一つとして、横浜市と相鉄ホールディングスで、「相鉄いずみ野線沿線における『次代のまちづくり』の推進に係る包括連携協定」を13年に締結。豊かな自然環境や人的資源・低未利用地等の地域資源を活用している。


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