(一社)大阪府不動産コンサルティング協会は16日、大阪府池田市および(公財)池田市シルバー人材センターと、同市内の空き家の適正管理の推進に係る協定書を締結した。
同協会は、国土交通省の補助事業として、池田市伏尾台をモデル地区にした空き家見守りのための地域ビジネスサポートシステムを展開し、その成果をもとに「空き家管理マニュアル」を作成した。一方の池田市も、空き家管理の促進対策、空き家見守り団体の育成などに力を入れていることから、同協会のサポートを仰ぎながら、空き家対策を強化していく。
同市は、池田市シルバー人材センターを空き家見守り団体として空き家建物の外観チェックなどの見守りサービスを展開する。料金は、1回2,500円。同協会は、マニュアルをもとにセンターが適正な業務を行なえるよう助言、指導し、市は空き家見守りサービスの各種広報活動支援を行なう。
また、市の実施する空き家セミナー等の啓発発動についても、3者で連携していく。