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首都圏マンション発売戸数6か月連続の減。契約率は70%台回復/不経研調査

 (株)不動産経済研究所は16日、2016年5月度の首都圏マンション市場動向を発表した。

 同月の発売は3,002戸(前年同月比14.1%減)と6ヵ月連続で減少した。一方、月間契約率は70.9%(同0.2ポイント低下)と、3ヵ月ぶりに70%台を回復した。1戸当たりの平均価格は5,692万円(同18.3%上昇)、1平方メートル当たりの単価は82万3,000円(同21.2%上昇)と引き続き上昇している。

 即日完売物件は「ザ・パークハウス新宿御苑1期」(東京都新宿区、47戸、平均2.1倍、最高8倍)など7物件206戸。20階以上の超高層物件は11物件330戸(同49.3%減)、契約率は73.9%(同14.3ポイント低下)。月末時点の在庫数は6,037戸で前月末に比べて156戸増加した。

 なお、6月については3,000戸の発売を見込んでいる。


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