アパホテル(株)は20日、海外フランチャイズ第1号ホテルの「APA HOTEL WOODBRIDGE」(アメリカニュージャージー州、総客室200室)をグランドオープンした。
同社は、アメリカ合衆国ニュージャージー州を拠点に不動産投資を行なうフレンドウェルグループと合弁会社APA HOTEL FRANCHISE LLCを設立。元「Hilton Woodbridge」を「APA HOTEL WOODBRIDGE」として15年11月にオープン後、外装、宴会場、会議室、ロビーおよび一部客室のリニューアル工事を実施した。
ニューアーク空港から車で20分、最寄りの「NJ transit Metro park」駅からマンハッタンまで電車で30分に位置。敷地面積4万185平方メートル、延床面積4万4,182平方メートル。鉄骨造11階建て。宴会場や会議室、レストラン、プールやフィットネスを備えるフルサービスのホテル。
全客室に、ハイグレードアメニティ、色違いのタオル、日本のおもてなしの心として折り鶴などを設置する。今後は、さらにリニューアル工事を進め、順次全客室に温水洗浄便座を設置し、コーヒーショップやテナントとして日本食レストランの開店も予定している。
同社は、現在国内で371ホテル・6万1,491室(建築・設計中、FC、パートナーホテルを含む)を展開。15年4月にスタートした第二次頂上戦略では、国内は東京都心から地方中核都市へと展開を広げ、海外では今回のアメリカ・ニューヨーク近郊を皮切りに展開を開始する計画で、今後、ホテルネットワーク10万室を目指していく。