(株)LIXILグループは22日、2016年3月期決算を発表した。
当期(15年4月1日~16年3月31日)は、連結売上高1兆8,904億5,000万円(前年同期比10.8%増)、営業利益390億1,100万円(同18.8%減)、税引前損失70億8,700万円(前年同期:税引前利益595億6,400万円)、当期損失266億7,100万円(同:当期利益307億1,600万円)。
15年4月より、4つのテクノロジー事業を幹とした新しい事業モデルに移行したことに伴い、事業の管理体系を変更。「ウォーターテクノロジー事業」「ハウジングテクノロジー事業」「ビルディングテクノロジー事業」「キッチンテクノロジー事業」「流通・小売り事業」「住宅・サービス事業等」の6区分を報告セグメントとした。
「ウォーターテクノロジー事業」では、衛生設備、水栓金具、バスルーム等を製造および販売。売上収益は6,376億9,600万円、セグメント利益520億7,900万円を計上した。「ハウジングテクノロジー事業」では、サッシ、ドア、シャッター、内装外装建材類等を製造・販売し、売上収益は6,046億4,800万円、セグメント利益は403億500万円。
「ビルディングテクノロジー事業」については、カーテンウォール等を取り扱い、売上収益3,319億9,200万円、セグメント損失56億2,100万円を計上。「キッチンテクノロジー事業」では、システムキッチン等を製造・販売し、売上収益は1,120億6,500万円、セグメント利益は17億5,000万円。
「流通・小売り事業」では、生活用品、DIY用品、建築資材等を販売し、売上収益1,844億6,100万円、セグメント利益71億7,500万円を計上。「住宅・サービス事業等」については、住宅ソリューションの提供、不動産の販売・管理、介護付マンションの運営等を行なった結果、売上収益は637億4,700万円、セグメント利益は42億5,800万円となった。
次期については、連結売上収益1兆8,800億円、営業利益560億円、税引前利益510億円、当期利益305億円を見込む。