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首都圏の居住用賃貸成約件数、3ヵ月連続で減少/アットホーム調査

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は23日、同社の全国不動産情報ネットワークにおける2016年5月期の首都圏居住用賃貸物件の市場動向を発表した。

 同月の首都圏居住用賃貸物件の登録件数は23万3,149件(前年同月比6.9%減)。1平方メートル当たりの登録賃料は、賃貸マンションが2,579円(同1.3%下落)賃貸アパートが2,154円(同0.3%下落)となった。1戸当たりの登録賃料は賃貸マンションが9万1,900円(同2.3%下落)、賃貸アパートは5万9,500円(同2.0%下落)。

 成約件数は1万7,605件(同4.4%減)と3ヵ月連続で減少した。マンション・アパート、新築・中古を問わず減少している。地域別では、東京23区が7,921件(同4.1%減)、東京都下1,422件(同7.6%減)、神奈川県4,422件(同12.3%減)、埼玉県2,081件(同11.6%増)、千葉県1,759%(同3.8%増)。埼玉は2ヵ月連続、千葉は6ヵ月連続の増加となった。

 1平方メートル当たりの平均成約賃料は、賃貸マンションが2,595円(同0.9%上昇)と、4ヵ月連続の上昇となった。賃貸アパートは2,159円(同0.5%下落)で、3ヵ月連続のマイナス。1戸当たりの成約賃料は、賃貸マンションが8万8,700円(同1.9%下落)と、8ヵ月連続の下落。賃貸アパートは6万3,000円(同0.5%下落)で、2ヵ月連続の下落となった。


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