積水化学工業(株)住宅カンパニーは、自社施工戸建て向けのリフォーム商品「V to Heimリフォーム」を、7月1日に発売する。
同社は、新築住宅で採用しているシステムをリフォームで既存住宅に後付できるように技術開発を進めており、今回の商品はその一環。太陽光発電システム(PV)と電気自動車(EV)・プラグインハイブリッド車(PHV)、同社のコンサルティング型HEMSを電力連携させる。
既存のPV搭載住宅に、EV用のパワーコンディショナを設置し、電力会社の電力網に系統連携。ユーザーの生活に合わせたモード選択により、PV、EV・PHV、電力会社の3電源からの電源を最適利用できるようHEMSで制御する。定置型のリチウムイオン蓄電池よりも容量が大きいEVやPHVを活用することで、同社の強みである太陽光発電システムを搭載した住宅のエネルギー自給率を高める。
初年度100件の受注が目標。