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渋谷の築80年超の木造空き家をレンタルスペースに/Rバンク

築80年超の古民家をレンタルスペース「並木橋 OLD HAUS」として貸し出す
昭和初期ならではの空間を生かし、必要最低限の改装を実施。緑豊かな庭も整備した

 (株)Rバンク(東京都渋谷区、代表取締役:森村泰明氏)は27日、不動産プロデュースチーム「CityLights」(東京都渋谷区、代表:村井隆之氏)と共同で企画・プロデュースしたレンタルスペース「並木橋 OLD HAUS(オールドハウス)」(東京都渋谷区)を公開した。

 「渋谷」駅から徒歩約8分、並木橋交差点至近に立地する、1933年築の木造2階建てで、延床面積180.31平方メートル。数年間空き家状態だった同物件の有効活用をRバンクがオーナーに提案。同社が1棟借り上げて、撮影や展示会、イベント等に利用できるレンタルスペースとして運営していく。

 老朽化したふすまをエイジング加工した木戸に変更するなど、昭和初期の建物の良さが生きるよう、必要最低限の改修を実施。工事費は建物が約200万円、庭が約70万円。利用料金は、イベント時のキッチン利用で1時間当たり5,000円~。営業時間は10~19時。7月1日のオープンと同時に利用者募集を本格化する。法人会員も5~10社程募り、会議室や研修会場としても提供する予定。

 同社は今後も、多用途な中古不動産を対象に、1棟借り上げもしくはオーナーとの共同出資による取得で、さまざまなアウトプットによる不動産活用を進めていく。レンタルスペースのほか、オフィス、カフェ、ゲストハウスに再生していく方針。


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