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サ高住運営に参入。17年3月に川口で初弾/LIXIL

新ブランド「Premio」のロゴ
「プレミオ川口」の完成予想図

 (株)LIXILは28日、介護付有料老人ホーム等を運営する社内カンパニー・シニアライフカンパニーが初のサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の運営受託に参入すると発表。サ高住ブランド「Premio(プレミオ)」も立ち上げた。

 一般的な一括借り上げ方式によるサ高住運営ではなく、地元の個人・法人事業主から同社が運営を受託し、事業主と建築会社と連携して進めていく。運営に関しては、同社がこれまでに展開している介護付有料老人ホームや住宅型有料老人ホームの運営で得たノウハウを生かす。設計におけるユニバーサルデザインのほか、提供サービスや運営監査、人材育成ノウハウ等も事業主と共有することで、将来的なサ高住の増加にも寄与したい考え。

 初弾物件として、2017年3月に「プレミオ川口」(埼玉県川口市、総戸数49戸)を開業する。JR京浜東北線「西川口」駅よりバス6分に立地。敷地面積は1,638.61平方メートルで、建物は鉄筋コンクリート造地上4階建てで、1~3階がサ高住となる。サ高住部分の延床面積は2,173.31平方メートル。全住戸1Kで、専有面積は25.20~25.90平方メートル。事業主は(有)伊藤商事。

 メイン通りに面して地域交流室を設けるほか、入居者や近隣住民を対象とした健康セミナーや交流プログラムを実施していく。


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