(株)LIXIL住宅研究所はこのほど、「次世代レジリエンスホーム『家+X』」の販売を開始した。
同社は、東日本大震災をきっかけに、平時には省エネルギーで生涯コストを最小化でき、有事には家族の命と財産を守れる住宅を目指し、「レジリエンス」をキーワードとした住宅を開発。2015年には本田技研工業(株)との異業種コラボしたコンセプトホーム「次世代レジリエンスホーム『家+X』」を発表。これを実売商品としたもの。
繰り返しの地震に強い技術に加え、UA値=0.46W/平方メートル・K以下と北海道規準をクリアした高い断熱性能の省エネルギー住宅。平時は高い断熱性能と太陽光発電、高効率設備で光熱費を抑え、有事には太陽光発電、夜間はガスエンジンコジェネレーションシステム「エコウィルプラス」と地域価格連動型エネルギー(LPガス)をセットにした「HL2スーパーレジリエンスシステム」で、約30日間の電気とガスの供給を可能とする。
また、家で創ったエネルギーを電気自動車に充電できるようにしたほか、雨にぬれずに車から乗り降りできる次世代ガレージを提案する。
LIXILグループのフィアスホームとGLホームで取り扱う。販売地域は全国(北海道、九州、沖縄および一部地域を除く)。プランは3タイプで、建物本体参考価格は3,510万円~(税込み)。