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新築戸建ての成約価格、7ヵ月連続のプラス/アットホーム調査

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は30日、同社ネットワークにおける5月の首都圏新築戸建て・中古マンションの登録価格および成約価格データを発表した。対象は、登録物件が新築戸建て6,574件、中古マンション933件、成約件数が新築戸建て1,633件、中古マンション674件。

 新築戸建ての登録価格は、首都圏平均で1戸当たり3,448万円(前年同月比2.1%上昇)、成約価格は3,435万円(同2.2%上昇)。いずれも7ヵ月連続のプラス。東京23区と埼玉県が、現算出基準(2009年1月)以降で最高値を記録。エリア別でも、千葉県を除いたすべてのエリアで上昇した。

 一方、中古マンションの登録価格は、首都圏平均で1戸当たり2,768万円(同17.6%上昇)で15ヵ月連続のプラス。成約価格は2,733万円(同 15.1%上昇)と、2ヵ月連続のプラスとなった。東京23区が高額物件の成約が増え3,604万円(同17.7%上昇)と現算出基準以降最高値となったことなどが要因で、首都圏平均も最高値を更新した。

 また、成約価格の首都圏平均は12ヵ月連続で登録価格の平均を下回っている。1平方メートル当たりの成約価格は46万4,500円(同12.3%上昇)と、4ヵ月連続のプラスとなった。


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