三菱地所（株）と（一社）グローバルビジネスハブ東京は4日、「大手町フィナンシャルシティ グランキューブ」（東京都千代田区）に、ベンチャー企業向けのビジネス支援施設「グローバルビジネスハブ東京」をオープンした。
同施設は、「大手町フィナンシャルシティ グランキューブ」の3階全体を利用、面積は約2,726平方メートル。家具付きオフィス50区画（2～20名用）、デスク貸しスペース12席、会議室全14室を設けており、イベントスペースは最大200名の収用が可能。入居企業に対し、専門家の紹介やイベント等でのビジネスマッチング、丸の内エリアを拠点としたビジネスネットワークとの交流機会を提供することで、成長企業のビジネス拡大をサポートする。海外25社・国内17社の42社の成長企業等と、イベントスペースを活用してコミュニティ活性化を実現する5社のゴールドスポンサー企業が利用。
三菱地所は、2007年開設の「EGG JAPAN」を中心に、国内外の成長企業等の誘致・支援活動を推進してきた。「EGG JAPAN」入居企業は、同施設への増床移転6社、「大手町フィナンシャルシティ グランキューブ」内の一般オフィスへの増床移転1社など、事業拡大に伴う床需要を生んでいる。また、同社は新事業創出の足掛かりとして、新たに3本のベンチャーキャピタルファンドに出資。グローバル成長企業の集積を加速するとともに、新事業の発掘を加速していく。