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大阪、名古屋、福岡の3ホテルを取得/JHR

今回取得を決めた「ホテルビスタグランデ大阪」外観

 ジャパン・ホテル・リート投資法人(JHR)は7日、新たな資産取得を決めた。

 取得するのはいずれもホテルで、「ホテルビスタグランデ大阪」(大阪市中央区、総室数314室)、「ヒルトン名古屋」(名古屋市中区、総室数460室)、「ホテルアセント福岡」(福岡市中央区、総室数260室)の3物件。「大阪」と「名古屋」は延床面積1万平方メートル超となる大型ホテル。それぞれ大阪・なんば、名古屋・栄、福岡・天神といった圏域のビジネスの中心に立地しており、国内外のレジャー需要のさらなる成長が見込めると判断した。

 「大阪」は合同会社アポロから取得、取得予定日は8月1日。「名古屋」は合同会社HNプロジェクトから取得、取得予定日は9月1日。「福岡」は合同会社天神1より取得し、取得予定日は8月19日。取得価格は「大阪」が270億円、「名古屋」が152億5,000万円、「福岡」が49億2,500万円で、合計471億7,500万円となる。

 今回の取得により、同投資法人の保有資産は41物件・取得価格合計2,868億100万円となる。

 また、今回の取得に伴い、新投資口の発行と投資口の売り出しを実施。公募による新投資口発行口数は42万8,260口、オーバーアロットメントによる売り出しが1万1,740口、SMBC日興証券(株)を割り当て先とする第三者割当による新投資口発行口数は1万1,740口となる。調達資金は、差引手取概算額で上限354億9,100万円。

 2016年12月期の運用状況予想も修正。営業収益220億9,500万円(前回発表予想比6.0%増)、営業利益136億2,100万円(同7.7%増)、経常利益118億4,100万円(同8.6%増)、当期純利益117億5,100万円(同7.8%増)、1口当たり分配金3,318円(変化なし)を見込む。


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