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タイとの合弁会社を設立、物流施設開発に参画/大和ハウス工業

「レムチャバンプロジェクト」の物流施設
「バンナプロジェクト」の物流施設

 大和ハウス工業(株)は26日、タイ王国で物流施設や工場の開発等を展開するWHA Corporation PCL(以下、WHA社)と、合弁会社設立契約を締結。27日、「WHAダイワロジスティクスプロパティ」(正式名称:WHA Daiwa Logistics Property Co.,Ltd.)を設立した。

 合弁会社は27日より、WHA社が開発中の「レムチャバンプロジェクト」「バンナプロジェクト」に参画し、物流施設の開発・運営・管理・賃貸を行なっていく。

 「レムチャバンプロジェクト」は、タイ最大の貿易港である「レムチャバン深海港」から約14.7kmのチョンブリ県レムチャバン地区にあり、国内外への物流をカバーする立地に位置。敷地面積は約7万8,400平方メートルで、周辺には日系大手企業が多数進出する大型工業団地が集積している。

 「バンナプロジェクト」は、バンコク中心部から約35km、「スワンナブーム空港」から約10km、「バンコク港」から約30kmのサムットプカラーン県バンナ地区に位置。敷地面積は約12万3,200平方メートル。


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