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マンション引き渡し戸数の拡大等で大幅増収増益/NTT都市開発17年3月期第1四半期決算

 エヌ・ティ・ティ都市開発(株)は2日、2017年3月期第1四半期決算を発表した。
 
 当期(16年4月1日~6月30日)は、連結営業収益332億5,500万円(前年同期比24.6%増)、営業利益52億2,500万円(同33.4%増)、経常利益44億3,900万円(同42.6%増)、当期純利益28億3,200万円(同28.8%増)だった。

 主力のオフィス・商業事業は、新規ビルの稼働による収入拡大や、「品川シーズンテラス」の収支改善等により、営業収益205億9,300万円(同1.0%増)、営業利益58億2,800万円(同27.1%増)を計上。
 住宅事業においては、マンション引き渡し戸数の拡大およびリスク分散のためのシェアアウト拡大により、営業収益は87億6,900万円(同131.3%増)となったものの、営業利益は前期の賃貸住宅売却影響により3億3,800万円(同23.1%減)にとどまった。

 通期は、営業収益1,900億円、営業利益310億円、経常利益280億円、当期純利益170億円を見込んでいる。


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