野村不動産パートナーズ(株)は3日、グループのNFパワーサービス(株)と連携し、管理物件の管理組合向けに「マンション共用部電力サービス」を開始した。
電力小売り自由化によるエネルギーサービス拡充の一環。NFパワーサービスが電気を調達し、地域の送電網を通じてマンションの共用部へ電力を供給する。野村不動産パートナーズは、管理組合からの申込み窓口として、契約や問い合わせ受付、料金徴収などを担う。
対象は、戸数などがネックとなり、同社がすでに展開している既築マンション向け高圧一括受電サービスが導入できなかったマンション。NFパワーサービスの需要予測モデルをもとに、電力調達を効率的に行なうことで、電気料金を約3~10%割引できる見込み。切り替えに伴う工事や停電等は不要となる。