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主力の賃貸事業と建築請負事業が順調に推移、営利27%増/レオパレス17年3月期第1四半期決算

 (株)レオパレス21は5日、2017年3月期第1四半期決算を発表した。

 当期(16年4月1日~6月30日)の連結売上高は1,259億9,800万円(前年同期比1.0%増)、営業利益は56億4,600万円(同27.6%増)、経常利益は52億300万円(同26.2%増)、当期純利益は44億2,900万円(同28.9%増)となった。

 主力の賃貸事業は、入居率向上による安定的な収益確保を目的に、「お部屋カスタマイズ」や入居者専用サイトなどのサービス拡充による長期入居促進、セキュリティシステム設置拡大による女性・法人需要の取り込みなどを強化。期末の管理戸数は56万4,000戸(同2,000戸増)、直営店舗数は189店(同増減なし)、パートナーズ店舗数は127店(同3店舗減)となった。これらの結果、売上高は1,044億1,300万円(同2.2%増)、営業利益は62億8,800万円(同9.4%増)を計上した。

 建築請負事業は、高入居率が見込める都市部へのアパート供給、耐震性・遮音性に優れた商品の投入などにより、総受注高は224億5,900万円(同8.2%増)、期末の受注残高は726億3,200万円(同8.6%増)に。同セグメントの売上高は143億3,900万円(同7.0%減)、営業損失は1億100万円(前年同期:営業損失4億6,100万円)となった。

 通期では連結売上高5,280億円、営業利益225億円、経常利益215億円、当期純利益185億円を見込んでいる。


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