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瑕疵保険付保など条件に「あんしんリレー住宅」を開始/リニュアル仲介

 仲介FC事業を展開するリニュアル仲介(株)は9月より、「リニュアル仲介 あんしんリレー住宅」プロジェクトを、会員550社と展開していく。

 同プロジェクトは、平成28年度の国土交通省「良質住宅ストック形成のための市場環境整備促進事業」に採択されたもの。(1)携わる事業者の資質向上、(2)消費者が自らリスクに気付ける仕組みの提供を目的とし、性能が担保された住宅がきちんと金融評価される好循環の構築を目指す。

 一定の性能基準をクリアした既存住宅を「あんしんリレー住宅」と名付け、買い手の安心に寄与する。性能基準は、戸建てについては既存住宅売買瑕疵保険の付保、築20年超の場合は耐震基準適合証明書の発行、マンションについては築25年未満はリフォーム瑕疵保険の付保、築25年超は既存住宅売買瑕疵保険の付保。戸建て・マンション共に住宅履歴の蓄積や維持保全計画の作成なども行なっていく。

 売り主には瑕疵保険に伴う事前現況検査を実施し、購入予定者に開示、売買契約時に買い主の求めに応じてインスペクションの結果を停止条件に盛り込むことを求める。

 同プロジェクトでは今後、新たな住宅ローンの開発など、金融の側面からも環境整備を進める。


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