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台風や地震等が引き渡しに影響、減収減益/エスケーホーム16年6月期決算

 (株)エスケーホームは12日、2016年6月期決算を発表した。

 当期(15年7月1日~16年6月30日)は、売上高29億7,400万円(前期比12.7%減)、営業利益3,500万円(同74.8%減)、経常利益5,300万円(同73.4%減)、当期純利益1,700万円(同85.7%減)の減収減益。

 当期は販売エリア拡大を見込み、熊本県菊池郡と佐賀県佐賀市に営業所を開設。生産性の高い業務を目指し、積極的なIT投資を進めた。そのほか1,000万円台からの都市型建売住宅「アイフォート」の建設用地の熊本市内での仕入れを強化し、販売を加速した。
 一方、15年8月に発生した台風被害などの影響で引き渡し棟数が減少。さらに、16年4月に発生した熊本地震による被害補修対応等の影響で、引き渡し延長に伴い売上高が減少、売上原価も増加した。
 これら結果、主力の建築請負事業の売上高は25億7,075万円、不動産販売事業の売上高は3億3,840万円となった。

 次期については、売上高37億5,800万円、営業利益1億3,100万円、経常利益1億5,000万円、当期純利益9,400万円を見込む。


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