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東京23区、名古屋のオフィスビル3棟を取得/SIAR

 SIA不動産投資法人(SIAR)は19日、オフィスビル「グラスシティ元代々木」(東京都渋谷区)、「御徒町CYビル」(東京都台東区)、「名古屋伏見スクエアビル」(名古屋市中区)の信託受益権の取得を決定した。

 取得予定合計価格は150億1,200万円。取得予定日はいずれも9月7日。今回の物件取得により、同投資法人のポートフォリオは22物件、取得予定価格ベースで893億5,900万円となる。

 今回の物件取得に伴い、新投資口発行および投資口売り出しを実施。公募による新投資口発行数は1万8,900口。オーバーアロットメントによる売り出しは945口、第三者割当による新投資口発行は945口を予定。調達資金の上限額(差引手取概算額)は、80億8,500万円。

 また同日、2016年8月期および17年2月期の運用状況と分配金の予想修正、17年8月期の運用状況および分配金の予想について発表。
 16年8月期の営業収益は29億5,900万円(前回発表比0.7%減)、営業利益11億3,000万円(同1.1%増)、経常利益8億1,900万円(同1.4%増)、当期純利益8億1,800万円(同1.4%増)、1口当たり分配金1万900円(同1.4%増)。17年2月期は、営業収益33億4,300万円(同13.7%増)、営業利益14億200万円(同25.1%増)、経常利益10億4,500万円(同28.5%増)、当期純利益10億4,400万円(同28.5%増)、1口当たり分配金1万1,000円(同1.7%増)と上方修正。
 17年8月期は、営業収益34億2,700万円、営業利益13億7,000万円、経常利益10億3,800万円、当期純利益10億3,600万円、1口当たり分配金1万920円を見込む。


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