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東京・芝浦の築古ビルを“複数拠点ワーカー”向き施設にリノベ/サンフロンティア不動産、リビタ

「THE HARBOUR SHIBAURA」外観イメージ

 サンフロンティア不動産(株)と(株)リビタは、東京都港区で築40年のビルの再生プロジェクトを共同で推進。地方と東京を行き来する“複数拠点ワーカー”のための仕事と暮らしの拠点となる、アパートメント・スモールオフィス・店舗の3つの機能が融合する複合施設「THE HARBOUR SHIBAURA(ザ ハーバー シバウラ)」(総区画数22区画)としてリノベーションする。

 JR山手線「田町」駅と2020年12月開業予定のJR山手線新駅との中間に位置し、徒歩15分圏内で3駅5路線が利用できる。「品川」駅や「東京」駅といった新幹線停車駅や羽田空港へのアクセスも良好な立地となる。

 鉄骨鉄筋コンクリート造7階建て、“Elegant & Vintage”というデザインコンセプトで、ホテルライクな空間に仕上げる。3階は、40平方メートル程度の使いやすいサイズのスモールオフィス、4~7階はSOHOとしても利用可能な、ライフスタイルや目的に応じて柔軟に活用できるアパートメントとなる。屋上にはルーフトップとして芝浦運河を臨む開放的なスペースも設け、空間を利用したイベントも計画する。竣工は9月を予定。なお、1階部分は増築し、飲食店舗を新たに17年3月にオープンする予定。

 アパートメント、オフィスの入居者は8月下旬より募集を開始する。賃料は、アパートメント1R(37.32~41.22平方メートル)で15万7,000~16万9,000円、スモールオフィス(42.02~42.06平方メートル)で19万7,000円。


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