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東京Aグレードオフィス、3ヵ月連続で空室率2%割れ/JLL調査

 ジョーンズ ラング ラサール(株)(JLL)は7日、2016年8月末時点の東京Aグレードオフィス賃料および空室率を発表した。対象は東京都心(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)に立地し、延床面積3万平方メートル以上、基準階床面積1,000平方メートル以上、地上20階建て以上、1990年以降に竣工したオフィスビル。

 1坪当たりの月額賃料は共益費込みで3万5,998円(前月比0.1%上昇)、前年同月に比べると3.9%の上昇となった。ストックが限定的で、空室率の低いサブマーケットで賃料が上昇したものの、総じてほぼ横ばいでの推移だった。

 空室率は1.5%(同0.3ポイント低下)、前年同月比では1.8ポイント低下。空室率が2%を割り込むのは3ヵ月連続。新規オフィスや拡張などの需要は底堅いものの、供給が限定的であることから、大型の移転事例は少ない。


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