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全日東京設立65周年記念式典、約6,200人が参加

「これからも本部一丸となって業界発展に努めていきたい」と述べる中村裕昌東京都本部長
原嶋和利全日本不動産協会理事長は、「既存住宅流通活性化、空き家の利活用など課題に、東京都本部の協力を得ながら全日本不動産協会としてもしっかり取り組んでいきたい」と挨拶
来賓の小池 百合子氏から全日東京都本部へ、感謝状が贈呈された

 (公社)全日本不動産協会東京都本部の創立65周年と、(公社)不動産保証協会東京都本部の創立45周年の記念式典が7日、東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開催され、約6,200人が出席した。

 本部長式辞で壇上に上がった中村裕昌東京都本部長は、「東京都本部は、全日本不動産協会が設立された昭和27年に317社でスタートしたが、現在8,800社を擁する規模へと成長した。これからも本部一丸となって業界発展に努めていきたい」と力強く述べた。
 続いて(公社)全日本不動産協会の原嶋和利理事長が挨拶。「不動産業界は、人口減少社会を見据え、若年子育て世帯の住宅支援、既存住宅流通活性化、空き家の利活用など課題が山積している。本会としても、東京都本部の協力を得ながら、しっかりと取り組んでいきたい。2020年東京五輪開催都市ある東京都本部には、地方部のリーダーとして不動産流通市場の活性化や東京のまちづくりに尽力していただきたい」と語った。

 式典には小池 百合子東京都知事が来賓として臨席。「東京五輪開催都市として持続可能なまちづくりの面でも、空き家の活用の面でも、会員の皆様方のお力に大きく期待している」と挨拶。続いて、小池知事から全日東京都本部へ感謝状が授与された。

 式典に引き続き、引き続き記念講演会が行なわれ、内閣官房長官の菅 義偉氏、前大阪市長の橋下 徹氏らの講演が行なわれた。


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