さくら総合リート投資法人は8日、東京証券取引所不動産投資信託証券市場に上場した。
日米で不動産投資・開発実績を持つ豪州の独立系不動産・ファンド運用グループであるガリレオグループと、日本管財(株)グループを中核スポンサーとして4月1日に設立。両グループのノウハウを生かした総合型リートとして、用途・エリア選定には柔軟に対応した投資を行なっていく。
上場時の運用資産は18物件・取得価格合計573億6,000万円。平均稼働率は98.2%。始値は7万9,000円で、公募価格9万1,000円を下回った。終値は7万9,200円、出来高は3万508株。
今後の業績については、2017年2月期が営業収益22億9,100万円、営業利益9億1,000万円、経常利益1億100万円、当期純利益1億100万円、1口当たり分配金305円を見込む。同年8月期については営業収益24億1,800万円、営業利益10億9,000万円、経常利益9億5,300万円、当期純利益9億5,300万円、1口当たり分配金2,863円を見込む。