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賃貸住宅請負がけん引、売上高1.9%増に/積水ハウス17年1月期第2四半期決算

 積水ハウス(株)は8日、2017年1月期第2四半期決算を発表した。

 当期(16年2月1日~7月31日)は、連結売上高9,496億2,200万円(前年同期比1.9%増)、営業利益792億6,600万円(同3.0%減)、経常利益786億1,200万円(同10.0%減)、当期純利益520億7,000万円(同1,500万円増)。

 主力の建築請負において、戸建住宅は前期の受注が低調だったことから減収。売上高は1,884億9,600万円(同3.9%減)となったものの、営業利益は235億1,000万円(同0.7%増)と前年並みを確保した。賃貸住宅については、相続税対応の需要が依然として強く、3・4階建ての販売が伸びた。売上高は2,336億2,500万円(同4.6%増)、営業利益164億2,500万円(同15.3%増)だった。
 なお、受注については戸建住宅は受注高2,060億9,200万円(同1.8%増)、受注残高2,273億1,800万円(同8.4%増)、賃貸住宅は受注高2,407億100万円(同9.2%増)、受注残高3,908億1,700万円(同9.5%増)となった。

 主に賃貸管理ビジネスで構成する不動産フィー事業は、グループ各社の一括借り上げや管理受託戸数が堅調に増加した。売上高は2,336億2,500万円(同4.6%増)、営業利益は164億2,500万円(同15.3%増)。

 通期業績については、連結売上高2兆円、営業利益1,750億円、経常利益1,780億円、当期純利益1,130億円を見込む。


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