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首都圏中古マンション、成約件数再びマイナスに/東日本レインズ調査

 (公財)東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は12日、2016年8月度の首都圏不動産流通市場動向を発表した。

 同月の首都圏中古マンション成約件数は2,384件(前年同月比1.3%減)と、再びマイナスに。都県別では、東京都が1,200件(同1.3%増)、千葉県が310件(同5.8%増)と増加。埼玉県は280件(同7.6%減)、神奈川県は594件(同6.3%減)とそれぞれ減少した。 

 1平方メートル当たりの成約単価は47万6,900円(同6.4%上昇)、成約価格は3,009万円(同6.3%上昇)となり、いずれも13年1月以降44ヵ月連続で前年同月を上回っている。

 新規登録件数は1万4,663件(同4.9%増)で、20ヵ月連続の増加となったが、伸び率は1ケタ台にとどまった。在庫件数も4万2,278件(同17.3%増)と、15ヵ月連続で増加。12ヵ月連続の2ケタ増となった。

 一方、中古戸建ての成約件数は889件(同3.7%減)と減少。平均成約価格は3,092万円(同6.0%増)と、前月に引き続き上昇した。


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