三菱地所・サイモン(株)と小田急電鉄(株)はこのほど、アウトレット商業施設「御殿場プレミアム・アウトレット」(静岡県御殿場市)の第4期増設計画に着手。エリア内にホテルや日帰り温泉施設などを新設すると発表した。
同施設は、日本国内最初のプレミアム・アウトレットとして、2000年にオープン。これまでに3度にわたり増床しており、来場者数は海外の顧客も含め、16年間で約1億4,000万人に上る。今回の増設では、店舗面積約1万6,000平方メートル、約100店舗が新規に出店。店舗面積は合計約6万平方メートル、約300店舗の規模となる。
新規に開業する「(仮称)小田急御殿場ホテル」(静岡県御殿場、客室数:約180室)は、小田急電鉄(株)が開発。敷地面積は約9,500平方メートル、地下1階地上8階建て。客室の半数以上が富士山を一望できるロケーションとなる。
「(仮称)小田急御殿場温泉」(同)は、敷地面積約3,300平方メートル、地上2階建て。古民家風のデザインを取り入れ富士山ビューの露天風呂や約20室の貸切露天風呂、レストランなどを設ける。
いずれも開業は19年冬の予定。