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リファイニングで築50年超の職員住宅を再生/ミサワホームほか

現在の外観
リファイニング後の外観イメージ

 ミサワホーム(株)、ミサワホーム不動産(株)、(株)青木茂建築工房の3社は15日、北海道の「旧初台公宅用地有効活用事業」の事業選定社に選定され、東京渋谷区の築50年超の北海道職員住宅を、リファイニング建築で再生すると発表した。

 リファイニング建築とは、青木建築工房代表取締役の青木 茂氏が提唱する建物再生手法。老朽化した建築物の耐震性能を現行法に適合させた上で、既存躯体を再利用。意匠の転換や用途変更、設備等の一新し、有効活用する。

 「旧初台公宅用地有効活用事業」の建物は、鉄筋コンクリート造地上4階建て。市場のニーズに合わせて3DK・18戸のプランから、1LDKを中心とした21戸のプランに一新。さらに3ヵ所あった階段室を1ヵ所に減らすとともに内廊下とエレベーターを設置し、利便性の向上を図る。リファイニング完成は2017年10月の予定。


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