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マンション賃料インデックス、東京23区は前期比横ばい/アットホーム、三井住友トラスト基礎研調査

 アットホーム(株)と(株)三井住友トラスト基礎研究所は21日、2016年度第2四半期(16年4~6月)のマンション賃料インデックスを発表した。アットホームの全国不動産情報ネットワークに蓄積している全国12エリアの賃貸マンション成約賃料情報をもとに、四半期ごとに調査を実施。09年第1四半期を基準に賃料変化を指数化している。

 当期の全国主要都市の総合賃料指数は、首都圏では東京23区103.20(前期比0.25ポイント上昇)、東京都下96.33(同0.80ポイント下落)、横浜・川崎市99.98(同0.14ポイント上昇)、千葉西部96.68(同0.78ポイント下落)、埼玉東南部98.62(同0.47ポイント下落)となった。

 地方都市については、札幌市108.99(同1.34ポイント上昇)、仙台市115.30(同2.26ポイント下落)、名古屋市96.39(同1.20 ポイント下落)、京都市107.00(同2.39ポイント下落)、大阪市109.25(同0.33ポイント上昇)、大阪広域100.98(同1.29ポイント下落)、福岡市102.90(同1.41ポイント上昇)だった。

 物件タイプ別では、東京23区でシングルタイプ(18平方メートル以上30平方メートル未満)が103.28(同0.71ポイント上昇)、コンパクトタイプ(30平方メートル以上60平方メートル未満)が102.99(同0.29ポイント上昇)、ファミリータイプ(60平方メートル以上100平方メート ル未満)が97.95(同0.25ポイント下落)。

 地方都市では、シングルタイプが仙台市で115.66(同4.06ポイント下落)と大幅に下落した一方、福岡市では105.80(1.49ポイント上昇)。コンパクトタイプについては、名古屋市と87.12(同2.81ポイント下落)、福岡市が101.85(同1.57ポイント上昇)。ファミリータイプは札幌市が119.85(同4.20ポイント上昇)、仙台市が120.66(同1.55ポイント下落)で変化が大きかった。


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