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世界の燃料電池市場、家庭用は日本が94%/富士経済調査

 (株)富士経済は23日、世界の燃料電池システム市場に関する調査結果を発表した。調査は調査員による企業・団体へのヒアリング、文献調査などによって行なった。

 2015年の燃料電池システムの世界市場規模は1,064億円。産業・業務用と家庭用が約8割を占めた。16年度以降については、燃料電池車市場などが徐々に本格化してくるために拡大基調となり、30年度には市場規模が4兆9,063億円まで拡大すると見込む。

 家庭用燃料電池については、市場の約94%を日本が占めている。16年度以降も補助金が継続することや、目標普及台数・価格も示されており、目標が達成できれば、普及も進むとみられる。一方、海外については、ドイツやイギリスなど、ガスと電気の価格差が大きい国での市場拡大が期待できるという。


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