不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

全自動衣類折りたたみ機、3月より予約販売開始/セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ

ランドロイドのデモの様子。サイズ・色が違うTシャツををまとめてランドロイドの衣類投入口に入れると…
種類別に折りたたまれ、棚状の所に仕分けされて格納される(写真は、阪根信一社長)

 セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ(株)(東京都港区、代表取締役社長:阪根信一氏)は4日、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催中のCEATEC JAPAN会場で記者会見を開催。世界初の全自動衣類折りたたみ機「ランドロイド ワン」の予約販売を2017年3月にスタートすると公表した。

 05年より、衣類折りたたみ技術の開発を進め、16年4月にはパナソニック(株)、大和ハウス工業(株)と合弁会社セブン・ドリーマーズ・ランドロイド(株)を設立し、研究開発を続けてきた。
 画像解析、人工知能(AI)、ロボティクスの3つの技術を融合し、洗濯物を一枚ずつピックアップし、広げてその洗濯物が何かを認識し、たたんで、仕分けして積み上げる、という一連の動作を全自動で行なう。

 それぞれに適したたたみ方での衣類たたみを行なう。タオル、Tシャツ、・カットソー、パンツといったアイテム別と、父親・母親・子供といった家族別の仕分けも可能。

 併せてランドロイド ワンのデモが行なわれ、山積みの洗濯物をまとめて投入口から入れると、アイテム別・家族別にたたまれて内部棚状の所に仕分けされる様子が披露された。

 17年3月より、予約販売を開始し、18年度中には介護福祉施設や病院向けの商品を、19年には洗濯乾燥機と折りたたみ機の一体型を、さらに2020年には新築住宅にビルトイン化し、たたまれた洗濯物が各部屋の収納場所に格納されるタイプを、それぞれリリースする計画。


最新刊のお知らせ

2024年6月号

「特定空家」にしないため… ご購読はこちら