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シンガポールのオフィスビル再開発事業に参画/東京建物

 東京建物(株)は4日、同社のアジア新興国等における事業の拠点であるTokyo Tatemono Asia Pte.Ltdを通じて、シンガポール最大級の政府系不動産開発会社アセンダス・シンブリッジ・グループおよび三井物産(株)と共同で、シンガポール・ビジネス中心地区のオフィスビル再開発事業に参画すると発表した。

 同計画は、既存ビルを解体して新たにグレードAのオフィスビルを建設するもので、事業名称は「CPFビルディング再開発プロジェクト」。敷地面積は4,371平方メートル、延床面積は約5万7,400平方メートル。
 計画地である「タンジョンパガー」地区は金融機関や法律事務所等が集積するシンガポールのビジネス中心地区の一角にあり、近年再開発が加速していることから、さらなる発展が見込まれるエリア。

 開発に当たり3社で合弁会社「サザンウッド・プロパティ・プライベート・リミテッド」(出資構成は、三井物産、Tokyo Tatemono Asia Pte.Ltdの合弁会社が35%、アセンダスシンブリッジ社が65%)を設立。総事業費は約750億円となる見込み。着工は2017年、竣工は20年の予定。


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