東京都はこのほど、2016年8月の住宅着工統計を公表した。
同月の新設住宅着工戸数は1万2,057戸(前年同月比6.6%減)となり、7ヵ月ぶりに減少に転じた。
利用関係別にみると、持家は1,596戸(同1.0%増)となり3ヵ月ぶりに増加。貸家は6,813戸(同12.1%増)で5ヵ月連続の増加となった。分譲住宅は3,550戸(同31.8%減)と大きく減少した。このうちマンションが1,809戸(同49.3%減)と半減したのが大きく影響し、一戸建ては1,690戸(同9.9%増)と5ヵ月連続で増加した。
地域別では、都心3区が409戸(同40.2%減)、都心10区が3,155戸(同9.5%減)となった。区部全体では9,194戸(同11.4%減)と7ヵ月ぶりに減少した。一方、市部については2,814戸(同12.4%増)と3ヵ月ぶりに増加した。