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「三井のリパーク」コールセンター応対等でAI活用を検証開始/三井不動産リアルティ

 三井不動産リアルティ(株)は、「三井のリパーク」事業におけるコールセンター応対と駐車場運営スタッフの報告受理業務の一部を、AI(人工知能)技術を活用したソリューションの開発する(株)エーアイスクエアに委託し、AI活用の検証を開始する。

 エーアイスクエアが運営する「RPAセンター」(RPA:Robotic Process Automation)で実施する。同センターは、AIと人とのハイブリッド運用を前提に、業務を自動化・効率化・高度化することを目的として、2016年10月に開設した次世代型のコンタクトセンター。今回の業務が第1号案件となる。

 コールセンターへの入電のうち約3割を占める、やりとりが定型的な業務について、電話の内容を十分に集積し、データベース化した後、電話応対自動化の検証を実施する。近年の「三井のリパーク」事業地数増加に伴う入電数の増加やオペレーターの不足により、入電から応答までに時間を要しているという問題解消につなげたい考え。


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