(株)サンヨーハウジング名古屋は14日、2016年8月期決算を発表した。
当期(15年9月1日~16年8月31日)の連結経営成績は、売上高346億8,500万円(前期比0.2%減)、営業利益13億6,700万円(同10.6%減)、経常利益15億6,600万円(同10.1%減)、当期純利益8億5,100万円(同21.3%減)。減収減益となった。
主力の戸建住宅事業では、土地付オーダーメイド住宅、戸建住宅の施工・販売に注力するも、売上高272億9,300万円(同0.2%減)、営業利益10億6,000万円(同2.0%減)にとどまった。
マンション事業の売上高は17億6,300万円(同1.3%増)、営業利益は1億500万円(同30.3%増)。
次期については、連結売上高379億1,100万円、営業利益14億7,500万円、経常利益16億4,400万円、当期純利益11億600万円を見込む。
併せて、17年8月期を初年度とする3ヵ年(16年9月1日~19年8月31日)の中期経営計画を発表。全体の約8割の受注を占める愛知県の深耕に注力し、サンヨーデザインギャラリーの拡大や「自由設計訴求型」モデルハウスの投入等の各種施策により、シェア拡大を図っていく。また、地域特性や競合環境等に対応した商品バリエーションの拡大も基本方針とした。
18年8月期は、連結売上高419億100万円、経常利益19億9,800万円、引渡棟数906棟、19年8月期は、連結売上高451億3,000万円、経常利益21億4,700万円、引渡棟数979棟を目指す。